小児歯科

できるだけ削らずに、 なるべく痛くない、怖くない『小児歯科』

むし歯にも進行状態で色々と種類があります。初期むし歯COと呼ばれる状態であれば、予防処置で進行を抑えるだけで大丈夫。それより進行したむし歯でも、状態によっては特殊なお薬を塗るだけで、大丈夫なのです。

昔はなんでもかんでも削る時代でした。 実は子供の歯(乳歯)はとても薄いのです。削るとすぐに神経まで穴が開いてしまい、痛い思いをさせることになってしまいます。

 

『小児歯科』

特殊なお薬を用いて、削らずに詰めて治してしまいます。

ほとんど削りませんので、当然麻酔の注射も必要ありません。

子供たちにとって、痛くなく、削らないので苦痛になりません。

素晴らしい治療法ではあるのですが、一つだけご了承いただくことがあります。 それは、“削らないので、取れやすい”ということです。

削れば取れにくくできるのですが、削ってしまうと、乳歯は高い確率で歯髄炎(神経の痛み)を起こします。

お手数ではありますが、取れた場合は、詰め直しをしますので、再度ご来院をお願いいたします。

むし歯になりにくいお口の環境を作ること

最終的に“永久歯が生え揃った時に、むし歯になりにくいお口の環境を作る事”を目標としています。

何十年も健康に使える永久歯列をプレゼントすることは、親からの最高のプレゼントだと考えています。詰め物が取れて、何度も来院いただくことは、保護者の方にとっては、大変な負担です。

しかし、乳歯の時期に、多く歯医者に通った子供ほど、永久歯になってから むし歯が少ないというデータがあります。

少しでも子供たちにいい口腔衛生習慣、環境を作るため、ご理解の程をお願いいたします。

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